(つい、たい)とは、2つ一組で存在するものの場合に、その2つを一組とする見方の元でそれを指していう表現で、それらがをなすという。 特に、その2つが対象物の中で反対に位置するものをこう言うことが多い。 つまり、そのものの軸に対して向かい合った位置に同等のものが存在する場合に、それらをまとめて言う表現である。

Wikipedia「対」より

「つい」になった文化

団地などでもついになったものは散見される。
この文化住宅も一つの対となっている。

この文化の素晴らしいところは、向き合った会談ではなく、同方向へ上がる階段、すなわちツイン階段となっているところである。

あくまでも住人は「同じ方向に帰る」のである。

対になった文化住宅で、対になった夫婦が暮らしているのだろうか。
先の投稿でも述べた通り、老夫婦なのだろうか。

自らも対になったことから、冷たくもさびれた文化から、少しの温かみを覚えたのであった。